32名のみなさん,卒業おめでとう。保護者の皆さま,お子様のご卒業おめでとうございます。心からお祝い申し上げます。子どもたちと過ごした400日あまりの日々は,本当にあっという間でした。2年前,まだまだ幼い顔立ちだった子どもたち。今ではすっかりたくましく成長し,大人への階段をそれぞれの歩幅で一歩一歩登っています。

すばらしい力を秘めた子どもたちに出会えたことを幸せに思います。出会いは偶然だったかもしれないけど,今となれば必然だったとさえ思えてきます。少なくとも,私にとっては忘れられない2年間でした。子どもたち,そして保護者の皆さまに感謝いたします。

学習でも生活でも,「子どもたちに力をつける」ことが私の責任でした。厳しいことを何度も言ってきましたが,子どもたちはそれに応えてくれました。学ぶ意味を理解し,学び方を身に付け,学ぶ意欲を高め,そして「努力」を続けたのです。大いにほめてあげてください。

この2年間で子どもたちに一番伝えたかったこと,それは「努力を継続することの尊さ」です。「努力の継続」なしに,本当の成就感や満足感は得られません。そして,その先にある「夢」にも到達できないかもしれません。

自転車に乗れるようになる時だって,何度も何度も転んで,ひざを擦りむいて,それでも乗れるようになりたいからまた練習する。そして,ある時ふと乗れるようになる・・・。「やったぁ!」というあの時の喜びは,だれにでも経験があるはずです。

100の努力を続けたとき,結果は努力の量に比例して現れるわけではなく,努力が70~80ぐらい積み重なった頃に急激に現れます。だから,40や50の努力で結果が出ないからといって,そこであきらめてほしくないのです。もう少し続ければ,「わかった,できた」という瞬間が必ずあるのです。毎日ほんの少しの努力でいい。続けることに大きな意味があります。これからを生きる子どもたちに一番身に付けてほしい力は,「努力を継続できる力」です。この力を身に付ければ,きっと「夢」は実現するでしょう。

4月からいよいよ中学生です。もしかしたら,いくつかの「壁」が待ち受けているかもしれません。でも,皆さんなら大丈夫です。小学校で身に付けた力をさらに伸ばし,「壁」を乗り越え,充実した毎日を過ごしてほしいと願っています。

平成20年3月19日

担任 皆川 寛

(学級だより 最終号より)