農家では,11月末から12月にかけて収穫した大根を,凍みないように畑に穴を掘って,わらで囲んで埋め込んで,必要な分だけ取り出して食べています。何百本もあるので,食べきれません。その中で何十本かを,このように凍み(しみ)大根にしたり,切り干し大根にして,保存食として作る農家もあります。切り干しは1週間ぐらいでできますが,太い凍み大根は,1ヶ月近くかかります。夜の冷え込みで凍り,昼間の日差しでとけて水分が蒸発してを繰り返して,カラカラで干上がった大根ができあがります。左上の写真は,1本の大根を4つから6つぐらいに切ったものです。今年は,例年になく氷点下の日が続いたので,旨味が凝縮した美味しいものができたようです。この辺では,「へそ大根」といって,輪切りにしたものを作る家もあります。できあがりは,茶色っぽくなります。スーパーで袋に入って売っている切り干しを見ると「どうやったらこんなに白くできあがるんだろう。」と思ってしまいます。