つらら(氷柱)のことを,この辺では「たろひ」と言います。きっとたるひ(垂れる氷)がなまって「たろひ」になったのだと思います。子ども達は,もうほとんど「たろひ」と言われても分からないと思います。30年ぐらい前までは,茅葺き屋根の家が多かったので,太い大きなつららがどの家の軒先にもぶら下がっていました。特に家の裏の北側の軒のつららは,太さが直径5cm以上,長さは1mになるものもありました。屋根に降った雪が,昼の日差しで溶けしずくになり,夜の冷え込みで凍り,それが繰り返されてどんどん長くなっていくのです。しかし,トタン葺きや瓦葺きになり,またあまり厳しい寒さも少なくなり,ほとんど見かけることがなくなりました。